知り合いのギター弾きさんが、ギターの部分塗装の依頼にやってきました。
演奏者の手が汗ばんでくると、ネックという部位の裏側の塗装が粘ついてしまうという事で、ネックの再塗装を承りました。
お預かりしたのは【Gibson】のギターです。お話を聞くところ、中古で入手してから35年は経っているそうで、ヴィンテージの部類に入るギターなのかも知れません。
ギブソンといえばピンからキリまで塗装はラッカーという定石を持つメーカーと記憶しています。お預かりしたギターは全面に塗装の縮みやクラックが見受けられました。ラッカーは木材の収縮に追従できずクラックが入りやすい塗料です。でも縮みは何故発生したのでしょう?ひょっとしたら過去に古くなったラッカー塗装の上からポリウレタン塗料を施してあるのかも知れません(勝手な想像ですが)。試しに剥離する部分に洗浄用シンナー(ラッカー系)を垂らしてみましたが、塗膜には変化は見られませんでした。ラッカーなら柔らかくなるはずなのですが・・・
早速、古いネックの塗装をスクレーパーで落としてみました。ネックはマホガニーという木材でした。
在庫にラッカー塗料が無いのと、シンナーテストの結果を見てウレタン塗装を施す事にしました。
まずは下塗りを2回塗装しました。
2回の下塗りだけでは、古い塗膜との段差は消えませんでした。この後3回の中塗りをして、段差を含め塗りなおす部位を#400~のサンドペーパーでサンディング。
カラーイングと呼ばれる方法で着色した後、艶消しのクリアーを塗装して出来上がりです。
ネックの付け根の色が濃く、糸巻きがあるヘッドは色が薄く仕上げました。このようなグラデーションをギターの世界ではサンバーストと呼ぶそうです。
話は違いますが、バイオリンなどの弦楽器や高い音質を求めるオルゴールには、セラックニスという塗料が使われていますが、ギターはラッカーやウレタンが多いんですよね。なんでだろ??
どうか今回の塗り直しがギターサウンドに悪影響が無い事を祈るばかりです。
2009年7月27日月曜日
2009年7月22日水曜日
長野から見る部分日食
普段から時事ネタには無頓着で、話題の部分日食も雲越しに観れたらラッキー程度に考えていました。
でも、何とか写真に収められないかと悪あがき。写真に収めるには偏光フィルターを複数枚重ねてレンズにセットするらしいのですが、僕はフィルターは持っていません。
とりあえず板ガラスに黒色のラッカースプレーで塗装して試してみましたが、顔料系なので完全に光を隠してしまい使い物になりません。
今度は、染料系の黒をウレタン塗料に混ぜて板ガラスの上に厚く流し込んでみました。今度はなんとか太陽光だけ透過しそうです。なんとか撮影出来るかなと思いパチリとシャッターをきってみましたが、散光してしまい太陽の欠けが解りません。無駄な悪あがきという顛末でございます。
でも、ちゃんと写真に収める事はできましたよ。
結局、水溜りに映りこんだ太陽を、フィルターを使わず撮影しただけなんですが・・・
でも、何とか写真に収められないかと悪あがき。写真に収めるには偏光フィルターを複数枚重ねてレンズにセットするらしいのですが、僕はフィルターは持っていません。
とりあえず板ガラスに黒色のラッカースプレーで塗装して試してみましたが、顔料系なので完全に光を隠してしまい使い物になりません。
今度は、染料系の黒をウレタン塗料に混ぜて板ガラスの上に厚く流し込んでみました。今度はなんとか太陽光だけ透過しそうです。なんとか撮影出来るかなと思いパチリとシャッターをきってみましたが、散光してしまい太陽の欠けが解りません。無駄な悪あがきという顛末でございます。
でも、ちゃんと写真に収める事はできましたよ。
結局、水溜りに映りこんだ太陽を、フィルターを使わず撮影しただけなんですが・・・
信州高山村から観る部分日食です。
2009年7月16日木曜日
2009年7月13日月曜日
2009年7月6日月曜日
2009年7月5日日曜日
ベルトサンダー
うちで使っているエッジベルト&スピンドル ドラムサンダーという機械。オシレーション機構で回転中のベルトが上下運動しますので研磨面の焼けを防ぐ事ができます。
スピンドルサンダーも3種類の外径から選んで使える優れものです。
この機械は10年程前に 取引先の機械屋さんが、協和機工という木工機械メーカーの営業さんと実機を引き連れてやってきて 「使ってみて感想を聞かしてよ」と言い残し そのまま置いていった機械です。モニターとして使っていいのかな?と思いつつも数日後には請求書も届いたので、購入扱いだったのかと現実を思い知らされた記憶があります。
必要な機械だったので、購入する事じたいは構わないんですが支払いは毎月少しずつで願い出ました。
この機械、台湾製で協和機工さんが輸入総販売元です。毛色の変わった木工機械もありますので、お暇があったらサイトを覗いてみてくださいませ。
スピンドルサンダーも3種類の外径から選んで使える優れものです。
この機械は10年程前に 取引先の機械屋さんが、協和機工という木工機械メーカーの営業さんと実機を引き連れてやってきて 「使ってみて感想を聞かしてよ」と言い残し そのまま置いていった機械です。モニターとして使っていいのかな?と思いつつも数日後には請求書も届いたので、購入扱いだったのかと現実を思い知らされた記憶があります。
必要な機械だったので、購入する事じたいは構わないんですが支払いは毎月少しずつで願い出ました。
この機械、台湾製で協和機工さんが輸入総販売元です。毛色の変わった木工機械もありますので、お暇があったらサイトを覗いてみてくださいませ。
2009年7月2日木曜日
文具フェチズム
ドイツの文具メーカー【LYRA(リラ)】が、 2009年の文具展示会Paper worldで発表したカラーストライプという名の色鉛筆に一目惚れ!!
おむすび型の断面を持つデザインと機能美が素敵なカタチで融合してると思います。
※LYRA社 COLOR STRIPE
僕は文具に対して多少フェチズムを感じるようで、ファーバーカステル社やステッドラー社の筆記具を衝動買いした経験があります。
「木材に寸法線を書き込む時に使いやすそうだな~」などと自分に言い訳をしながら購入したのですが、実際にその場面になると買ったはずの筆記具が見当たらない。どこに仕舞ったか忘れてる。というお粗末な結果を多く経験しているので、一目惚れしたからといって決して買いません。欲しい気持ちがいっぱいですが、絵心のない僕には必要ないので多分買いません。商品のデザイン性を自分の仕事に活かせないか?なんて言い訳を既にしている僕だけど… 買ってしまいそう
おむすび型の断面を持つデザインと機能美が素敵なカタチで融合してると思います。
※LYRA社 COLOR STRIPE
僕は文具に対して多少フェチズムを感じるようで、ファーバーカステル社やステッドラー社の筆記具を衝動買いした経験があります。
「木材に寸法線を書き込む時に使いやすそうだな~」などと自分に言い訳をしながら購入したのですが、実際にその場面になると買ったはずの筆記具が見当たらない。どこに仕舞ったか忘れてる。というお粗末な結果を多く経験しているので、一目惚れしたからといって決して買いません。欲しい気持ちがいっぱいですが、絵心のない僕には必要ないので多分買いません。商品のデザイン性を自分の仕事に活かせないか?なんて言い訳を既にしている僕だけど… 買ってしまいそう
2009年7月1日水曜日
簡易的けれども充分実用
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