ウェブログ更新をちょっとサボり気味で申し訳ありません。
僕は信州の高山村で仕事をしていますが、あまりこの村の事は知りません。
という事で、ウェブログのネタ探しをかねて村内を散策しました。
すると、湧き水場を見つける事ができました。
生憎、梅雨時だというのに空梅雨気味で湧き水は出ていませんでした。近所のおじいさん曰く、この湧き水場の上方に用水があって、そこから溢れでた水が地中を通って流れてくるそうです。
そして湧き水場の全景。
想像するに、古くから湧き水場がここに存在し、後から土留め工事が行われたものだと思いますが、一風変わった風景に感動しました。
ご近所のおじいさんが、「ここにも湧き水があるよ」と指差す先にも別の湧き水場がありました。
解りづらいですが、杉の木に針金で固定された湧き水の文字。その下に塩ビパイプが・・・
今度、水が流れている頃を見計らって湧き水を味わいたいと思います。
※高山村は水中(みずなか)地籍の湧き水です。
2009年6月21日日曜日
小刀
2009年6月16日火曜日
2009年6月13日土曜日
2009年6月10日水曜日
2009年6月8日月曜日
引き出し・抽斗・ひきだし
ここ数日仕事に集中していたので、このウェブログの更新は8日ぶりになりました。
写真は桐の文机(全景でなくてゴメンなさい)。施主様宅から伐採し、製材からアク抜きまで1年と数ヶ月の時を費やした桐材を使用しました。
この文机、抽斗が横並びで2杯ございます。半仕込み・半カブセといった抽斗の形状です。
「開いた抽斗を閉めると、他方の抽斗が開き始める。う~ん良い仕事をしているね」なんて神話じみたお話をされる方もいらっしゃいますが、単に職人たちは開け閉めしやすいように空気の逃げ道を作っているだけの事だったりします。
僕も抽斗の開け閉めは基本的にガタが無く軽いのが好きなので、抽斗を閉めたときに圧送される空気を他方の抽斗に逃がすようにしていますが、他方の抽斗にモノを詰め込んだ状態の時などは思うように空気が逃げてくれず、開け閉めが重くなってしまいます。
ですから、補助的に外部に空気を逃がす加工を施しておけば、実際に使用する段階でも極端に抽斗の開閉が重くなることはありません。
桐材の抽斗の場合、底板は通称?「ベタズリ」といって抽斗箱の下側から接着剤や木釘などを用いて圧着するのが一般的です。これは桐材が柔らかい為、下部に掛かる抵抗を分散させる目的だと理解しています。
当然、抽斗の開閉時に棚口とこすれる面積が大きくなるので、各部材の木目方向によっても開閉時の抵抗が変わってきます。
余談ですが、八分通しと呼ばれる桐箪笥や安価な桐箪笥を除いて、一般的な桐箪笥の側板や棚口などは正面から見た厚みのまま後ろまで(奥行き)とおして有る訳ではありません。正面から奥行き45ミリ~60ミリ程度は厚さを保ち、その奥は空気の逃げ場としての空間が確保されています。
写真は桐の文机(全景でなくてゴメンなさい)。施主様宅から伐採し、製材からアク抜きまで1年と数ヶ月の時を費やした桐材を使用しました。
この文机、抽斗が横並びで2杯ございます。半仕込み・半カブセといった抽斗の形状です。
「開いた抽斗を閉めると、他方の抽斗が開き始める。う~ん良い仕事をしているね」なんて神話じみたお話をされる方もいらっしゃいますが、単に職人たちは開け閉めしやすいように空気の逃げ道を作っているだけの事だったりします。
僕も抽斗の開け閉めは基本的にガタが無く軽いのが好きなので、抽斗を閉めたときに圧送される空気を他方の抽斗に逃がすようにしていますが、他方の抽斗にモノを詰め込んだ状態の時などは思うように空気が逃げてくれず、開け閉めが重くなってしまいます。
ですから、補助的に外部に空気を逃がす加工を施しておけば、実際に使用する段階でも極端に抽斗の開閉が重くなることはありません。
桐材の抽斗の場合、底板は通称?「ベタズリ」といって抽斗箱の下側から接着剤や木釘などを用いて圧着するのが一般的です。これは桐材が柔らかい為、下部に掛かる抵抗を分散させる目的だと理解しています。
当然、抽斗の開閉時に棚口とこすれる面積が大きくなるので、各部材の木目方向によっても開閉時の抵抗が変わってきます。
余談ですが、八分通しと呼ばれる桐箪笥や安価な桐箪笥を除いて、一般的な桐箪笥の側板や棚口などは正面から見た厚みのまま後ろまで(奥行き)とおして有る訳ではありません。正面から奥行き45ミリ~60ミリ程度は厚さを保ち、その奥は空気の逃げ場としての空間が確保されています。
2009年6月2日火曜日
バンドソーの刃 その2
2009年6月1日月曜日
16年間もの懸案事項をやっと・・・
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