楢という木材を木材工芸辞典で調べると「ぶな科の樹木、広葉樹で環孔材。心材は暗灰褐色。辺材は灰褐色。以下云々・・・」とある。
さて、一般的には暗灰褐色・灰褐色とはどんな色なのだろう??
ということで 『和色大辞典』というサイトで調べてみました。
でも解りません。探し方が悪いのかディスプレーに映し出された数ある和色を眺めていると、目がチカチカとしてきて探し出す気になりませんでした。
たぶん、灰色がかった褐色(茶色)を灰褐色・さらに深く濃い色を暗灰褐色というのでしょう。
若干 話は逸れますが、塗装の色見本にしろ生地の色見本にしろ、小さなサンプルではイメージし難いですね。色の打ち合わせ(イメージのすり合わせ)にはいつも悩みます。パソコンの画面や色見本帳では、自然物や製品の持つ色合いを伝えきれないのでしょう。
しかし改めて 日本の伝統色の呼び名に触れてみて、実質の色は解らないけど呼び名で曖昧ではあるけれど何となくイメージできるっていうのも素晴らしいなと思います。
注※ 僕にはイメージ出来ない呼び名もたくさんありました。
2 件のコメント:
ロクロこういち君で作ったのでしょうか、
手が込んでいて良いですね。
いぬさん。
いつもメッセージを残していただきありがとうございます。
ロクロこういち君。なんか懐かしい響きです。
写真の楢材は、外注先の倣い旋盤という木工機械で加工したものです。
コメントを投稿