2010年10月18日月曜日

一枚板を削る。仮想平面のありがたみ


上の写真は、NCルーターという機械で 長さ2550ミリ程あるマカバの一枚板の仮想平面を出しているところです。(外注先の中村ウィンド様にて撮影)


切削前の厚みが約70ミリの一枚板の両面を捻じれを取るように削って50ミリ程度になるまでまで加工しました。


仮想平面が保たれた状態から、手鉋で仕上げていきます。


上の写真で左上が、鉋をかけた跡。右下がNC機械で仮想平面をフライス加工した跡です。
フライス加工で残った刃物跡を鉋で綺麗に仕上げていけば、一枚板の平面出しと厚さ決めが終わります。

精度も高い仕上げを望む事ができますし、手鉋作業が非常に楽になる仮想平面加工をしてくれた工作機械の恩恵をヒシヒシと感じます。

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