さきの大震災から1年3カ月が過ぎた今年の6月、岩手県へ行ってきました。
大船渡市と陸前高田市の間に位置する箱根山の中腹にある『気仙大工・左官伝承館』にも立ち寄ってきました。
気仙大工の仕事ぶりが感じられる その落ち着いた佇まいに癒されるのでありました。
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その後、東日本大震災の被災地である陸前高田に・・・。移動中の車中から見渡し視界の入ってくるのは、想像を絶する現状でした。
市役所内に流れ込んだ車両の数々。そして庁舎の基礎に埋設されていたアンカー。きっと震災時、このアンカーに自転車が繋がれていたのだろう。
この震災を、決して意識の中で風化させてはならない。と強く思うのでした。
2012年8月18日土曜日
2012年4月29日日曜日
猫好み
家の片づけなどをしていたら、10年近く前と推定される未現像の使い捨てカメラが5台ほど出てきた。
早速、現像・プリントに出したけど 放っておいた時間分 色合いに劣化がみられました。
そんな劣化フィルムからプリントした写真の多くの被写体を占めていたのが、当時飼っていたヌコ。
猫って、最初にこうやって小さな穴を開け やがては自分の視野や動線を確保するために穴を拡大してゆくんですよね。
穴あけも困りますが、なんといっても家財にツメトギされるのは辛いです。猫のツメトギを観察していると、木質や木目に好みがあるように思えます。どちらかというと広葉樹より針葉樹、年輪部分の硬軟差大きいモノ、目通りの良い柾目。要はエゾ松や杉などを好むように思えます。市販されている猫用ツメトギ板なんて見向きもしません・・・(当時の飼い猫はそうでした)
世の中には猫のツメトギ研究会とかあるのかな?『自分なりに研究して対策製品なんか作れば 大当たりして、猫のツメトギ御殿が建つのも夢じゃない!!』っていうささやかな夢が芽生えてきました。
早速、現像・プリントに出したけど 放っておいた時間分 色合いに劣化がみられました。
そんな劣化フィルムからプリントした写真の多くの被写体を占めていたのが、当時飼っていたヌコ。
猫って、最初にこうやって小さな穴を開け やがては自分の視野や動線を確保するために穴を拡大してゆくんですよね。
穴あけも困りますが、なんといっても家財にツメトギされるのは辛いです。猫のツメトギを観察していると、木質や木目に好みがあるように思えます。どちらかというと広葉樹より針葉樹、年輪部分の硬軟差大きいモノ、目通りの良い柾目。要はエゾ松や杉などを好むように思えます。市販されている猫用ツメトギ板なんて見向きもしません・・・(当時の飼い猫はそうでした)
世の中には猫のツメトギ研究会とかあるのかな?『自分なりに研究して対策製品なんか作れば 大当たりして、猫のツメトギ御殿が建つのも夢じゃない!!』っていうささやかな夢が芽生えてきました。
2012年3月11日日曜日
夜叉の実
『夜叉の実』 または『夜叉五倍子(やしゃぶし)』と呼ばれるのは、里山の雑木林等に植生しているハンノキに生る実の事です。
僕は ハンノキを家具用材として製材されたものは見たことはありませんが、同じ扱いとされるアルダーと呼ばれる輸入材は使ったことがあります。製材された表情は桜のような木目で桜より柔らかな素材で扱いやすいです。
さて、その夜叉の実の活用法として煮出した汁を染料として使ったり、弱酸性を好む魚の水槽にいれたりされるそうです。
僕はもっぱら桐箪笥の仕上げ用染料として使っています。煮出した染料は柿渋のような濃い色合いになります。
煮出した染料が濃い色だからと言っても顔料と違って隠ぺい力が無いので、このまま桐材に塗っても大した着色力はありません。この染料に砥の粉(僕は黄色と白のブレンド)を混ぜて桐に擦り込みます。濃色だった染料よりも顔料である砥の粉の色に近い仕上がりに成ります。そういった結果を見ると、砥の粉の繋ぎとしては水でも構わないんじゃ?とも思えます。ではなぜ夜叉の実を煮出した染料を用いるのか?その理由の一つとして僕が思うのは、仕上がった桐箪笥は浴びる日差しによって若草色や浅黄色に表情を変えることがあるのですが、それが夜叉の実染料のチカラなのではないか?と思えるのです。
夜叉の実を煮出した染料は桐箪笥以外に和紙を古めかしく仕上げたり、根付の染めに使ったりするそうです。
備考:だし汁と同じで、最初に煮出した染料を一番夜叉・出がらしを煮出してとる染料を二番夜叉と呼ぶ。(当地だけ?)
僕は ハンノキを家具用材として製材されたものは見たことはありませんが、同じ扱いとされるアルダーと呼ばれる輸入材は使ったことがあります。製材された表情は桜のような木目で桜より柔らかな素材で扱いやすいです。
さて、その夜叉の実の活用法として煮出した汁を染料として使ったり、弱酸性を好む魚の水槽にいれたりされるそうです。
僕はもっぱら桐箪笥の仕上げ用染料として使っています。煮出した染料は柿渋のような濃い色合いになります。
煮出した染料が濃い色だからと言っても顔料と違って隠ぺい力が無いので、このまま桐材に塗っても大した着色力はありません。この染料に砥の粉(僕は黄色と白のブレンド)を混ぜて桐に擦り込みます。濃色だった染料よりも顔料である砥の粉の色に近い仕上がりに成ります。そういった結果を見ると、砥の粉の繋ぎとしては水でも構わないんじゃ?とも思えます。ではなぜ夜叉の実を煮出した染料を用いるのか?その理由の一つとして僕が思うのは、仕上がった桐箪笥は浴びる日差しによって若草色や浅黄色に表情を変えることがあるのですが、それが夜叉の実染料のチカラなのではないか?と思えるのです。
夜叉の実を煮出した染料は桐箪笥以外に和紙を古めかしく仕上げたり、根付の染めに使ったりするそうです。
備考:だし汁と同じで、最初に煮出した染料を一番夜叉・出がらしを煮出してとる染料を二番夜叉と呼ぶ。(当地だけ?)
2012年1月17日火曜日
本年もよろしくお願いいたします。
昨年末から本日に至るまでそれなりに多忙で、このブログを更新するのが43日ぶりです。新年を迎えてから随分と時間が経過していますが、本年もよろしくお願いいたします。
昨年末、年度内に片付けてしまおうと誓った案件が仕事も含めて数件ありました。
車の整備もその一つで、ここ1年ほどセルモーターの不調を感じていました。イグニッションキーを回してもセルモーターが始動しない事がたまにあるのです。何回かキーを回しなおすと始動するのですが、不具合の出る頻度が多くなってきたので メカと電装に詳しい友人に尋ねたところ、口頭で不具合を説明しただけで「セルモーターに電流を流す接点が減っている」と回答をいただいた。そのまま友人に部品調達から修理までお願いすることにした。
車両は、トヨタ100系ハイエースバンのスーパーGL(平成8年式)である。
ボディーの傷みも目立つが、頑張っている。昨年11月末には240,000㌔に達した。
バッテリーも弱っていたので交換しようと思い価格を調べるが、結構なお値段にびっくり。
通販サイト『MonotaRo』で手ごろな価格のバッテリーを購入し交換した。
そして年末ギリギリの12月31日の午後3時に、整備をお願いしていた友人が電装部品と工具類を持って来てくれた。
友人の見立て通り、スターター接点の消耗が原因でした。
銅製3ミリ厚のL型部品が、スパークによって0.3ミリまで減っています。
部品を交換し、生まれ変わったかのような快調ハイエースをもって新年を迎えることが出来ました。
友人に感謝せずにはいられない。
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