え~っと、まずは定寸にカットしたLVLという平行合板にテーパー加工して・・・
テーパー面に木工用ボンドをペーストして、チークの合板を練り付けて・・・
更に、練り付けたLVL材をカットして、縁貼りの木材も加工して・・・
用意した縁貼り材を、テーパー加工した部材にプレス。。。今日はここまで・・・
いや~まいった。実にまいった・・・小さな部品の加工に手間取っていました。
さて、加工を終えた部品を組み立てるとしますか?こりゃ徹夜仕事になる事 間違いない!
枘(ほぞ)の入り面を取る時に多用するのが、ベルトエッジサンダーという木工機械。
この写真のように、一度に沢山の枘組をしなきゃならない場合は、入り面を取る重要性をヒシヒシと感じます。実際、このような組み立ての場合、雄木に対して雌木に掛ける圧力を可変しながら組み立てるのですが、文章で説明できるほど 僕は文才?が無いので・・・
過去のエントリーで、下手糞ながら写真撮影が好き・・と書かせていただきました。撮影も好きなのですが、写真機を眺めるのも好きだったりします。
写真好きといいながら、仕事に関する写真をほとんど撮影した事が無いというのも、同じく悲しい現実。
仕事場のある信州高山村の桜を愛でる時期も、そろそろ盛りを過ぎ終盤戦といったところでしょうか?

【2009.03.27記】相変わらずPC音痴です。このブログの扱い方に苦慮しています・・・
5月頃にはこのウェブログの引越しなどを考えていたりします。
木工屋さんがよく使用する接着剤に、ウレタン接着剤というジャンルの接着剤がございます。
2液性で主剤に対して15パーセント(重量比)程の架橋剤を添加して使うのですが、硬化した際の色が木材の色合いに合わない場合が多々あります。
特に木口に接着剤の層が現れやすいので、出来るだけ木材の色に調色したモノを使用するようにしています。
楢・タモなどは加色しなくても良いですが、チェリーやウォールナットなどの色合いが濃い木材に使う場合は色を加えます。
で、 私の場合ですが、水性の接着剤に油性の着色剤(シークステイン)を混ぜています。自分でも邪道だと思いますが、過去に積層曲木をこの取り合わせで実験 した時に良好な結果を残せたので・・・スプリングバックも無く、経年結果をみても問題はありません。但し、3パーセント未満の添加です。それ以上は試して いません。添加しているシークステインは染料系なので、硬化すると色が濃くなりますので硬化前の段階では、若干色合いが足りないくらいで丁度良い感じで す。
他にも、アクリル絵の具などを使用したことがありますが、色合いが旨く表現出来なかったので今に至っています。添加しているシークステイン (染料系)ですが、製造元の和信ではちゃんと水性(顔料系)の製品も発売しているので、そちらの方が良いかもしれません。自分は、あまり在庫を抱えたくな いという理由ですが、試してみたいとも思っています。
【2009.03.11記】