2009年4月10日金曜日

ウレタン接着剤

【2009.03.27記】

相変わらずPC音痴です。このブログの扱い方に苦慮しています・・・
5月頃にはこのウェブログの引越しなどを考えていたりします。


木工屋さんがよく使用する接着剤に、ウレタン接着剤というジャンルの接着剤がございます。
2液性で主剤に対して15パーセント(重量比)程の架橋剤を添加して使うのですが、硬化した際の色が木材の色合いに合わない場合が多々あります。
特に木口に接着剤の層が現れやすいので、出来るだけ木材の色に調色したモノを使用するようにしています。
楢・タモなどは加色しなくても良いですが、チェリーやウォールナットなどの色合いが濃い木材に使う場合は色を加えます。
で、 私の場合ですが、水性の接着剤に油性の着色剤(シークステイン)を混ぜています。自分でも邪道だと思いますが、過去に積層曲木をこの取り合わせで実験 した時に良好な結果を残せたので・・・スプリングバックも無く、経年結果をみても問題はありません。但し、3パーセント未満の添加です。それ以上は試して いません。添加しているシークステインは染料系なので、硬化すると色が濃くなりますので硬化前の段階では、若干色合いが足りないくらいで丁度良い感じで す。
他にも、アクリル絵の具などを使用したことがありますが、色合いが旨く表現出来なかったので今に至っています。添加しているシークステイン (染料系)ですが、製造元の和信ではちゃんと水性(顔料系)の製品も発売しているので、そちらの方が良いかもしれません。自分は、あまり在庫を抱えたくな いという理由ですが、試してみたいとも思っています。

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